Archive for 7 月, 2011

保険営業必見!新規開拓の秘訣&既存客の顧客生涯価値を高め紹介を生む顧客情報管理その1

木曜日, 7 月 21st, 2011

[caption id="attachment_94" align="alignright" width="120" caption="57歳の新人・鈴木啓司"][/caption] 2011.7.21 こんにちは。 i-support代表、株式会社アイブリッジ顧問の鈴木啓司です。 前回は、懸場帳は売り手と買い手の相互信頼を維持向上させ、富山売薬業を300年も支え続けた営業戦略の柱であり、懸場帳の教えから、セキュリティーと操作性に優れ、多機能高品質な「顧客情報管理システム」の活用が今後の保険営業成功の秘訣ということをお伝えしました。 今回は、新規開拓の秘訣であり、そして既存客の顧客生涯価値を高め紹介を生む顧客情報管理についてお伝えします。 保険営業33年の経験で常々感じたことがあります。 それは、プロの保険代理店さんの多くが「契約情報管理」はできても、新規開拓の秘訣であり、既存客の顧客生涯価値を高め紹介を生む「顧客情報管理」ができていないということです。 「顧客情報管理」をする時間があれば、1軒でも多く回る、1件でも多く提案書を作るというのがプロの保険代理店さんのお考えでした。 高度成長期にはそれでも十分通じましたが、長引く経済不況の現在では、求められずに訪問しても迷惑がられるし、望んでもいない提案書を提出してもゴミ箱行きということを理解すべきです。 今こそ温故知新、中国の春秋時代、呉の将軍である孫武が記した兵法書「孫子」の謀攻編にある「彼れを知りて己を知れば、百戦して殆うからず。彼れを知らずして己を知れば、一勝一負す。彼れを知らず己を知らざれば、戦う毎に必らず殆うし。」という教えの言葉を受け止める必要があります。 新規開拓であれ、既存客の顧客生涯価値向上であれ、契約情報管理は当たりまえで、その契約をしてくれる人はどんな人か?どんな会社か?を知らなければ「戦う毎に必らず殆うし」となります。 逆に、見込客や既存客をとことん知ることができれば「百戦して殆うからず」となるでしょう。 「彼れを知りて己を知れば」で成功した私の保険営業時代の事例を2つ紹介いたします。 □東北の支社長時代、大口の有力企業T社の新規開拓の事例 ・取引先の信用金庫渉外担当より会社概要や保険担当幹部の情報を引き出す ・社長の娘さんが経理課長で保険担当であることを知り、アポをとり面談 ・社長の娘さんから社長の趣味がスキーと絵画であることを知る ・社長との面談でスキーの話で盛り上がる(お役立ち提案はさりげなく提出) ・社長の執務室にシャガールのリトグラフポスターがあり、シャガールの勉強をする ・社長との面談でシャガールブルーの話で盛り上がる(修正提案書を提出) ・社長とその後の面談は冬はスキー、冬以外は絵画の話をしつつ情報提供する ・初回訪問から1年でY社・T社に付けていた契約3500万円の新規開拓に成功 □東京で営業部長時代、大口企業のシェアーダウンのピンチを凌いだ事例 ・現社長が会長に退き、ライバル社と縁の深い娘さんが新社長となった ・支店長に指示しベテランの女性社員や退社した女性社員から新社長の性格や趣味嗜好を聴取 ・退職した女性社員から新社長が銀座三越しか売ってない生チョコが大好物と知る ・新社長の誕生日に、ご自宅に日比谷花壇の花とその生チョコを贈る ・大口契約の満期更改でシェアーダウンのピンチを凌ぎ若干ながらシェアーアップとなった この他にも同様の事例は大小様々ありますが、共通して言えることは、ターゲットである相手が仕事の関係だけでなく、「自分のことを知ろうとしている」「自分のことを知っている」と感じてもらうことが最大の目的だということです。 つまり、営業マンとお客様の関係ではなく、人間と人間の関係となることが保険営業の極意であり、相手をより深く知るということがその基本となるからです。 現在は、消費者であるお客様のニーズは多様化し、自分らしく生きる価値観を求める時代です。 このような時代だからこそ、売り手と買い手の相互信頼を維持向上させ、富山売薬業を300年も支え続けた営業戦略の柱である懸場帳の存在価値を再認識し、「顧客情報管理」の重要性を再認識しなければなりません。 新規開拓であれ、既存客の顧客生涯価値向上であれ、契約情報管理は当たりまえで、ターゲットである見込客や既存客をより深く知るための「顧客情報管理」の重要性が高まっていることがご理解いただけたら幸いです。 本日は、ここまでとします。 次回は、新規開拓と既存客の顧客生涯価値向上に直結する「顧客情報管理」の具体的な内容についてお伝えいたします。 関連記事:懸場帳が教える保険営業の基本「顧客情報管理」の重要性... »

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懸場帳が教える保険営業の基本「顧客情報管理」の重要性 ~300年の伝統、富山の売薬に学ぶ・その2~

金曜日, 7 月 15th, 2011

[caption id="attachment_94" align="alignright" width="120" caption="57歳の新人・鈴木啓司"][/caption] 2011.7.12 こんにちは。 i-support代表、株式会社アイブリッジ顧問の鈴木啓司です。 前回は、 ・1688年の元禄時代から現在まで300年以上脈々と受け継がれている、「用いることを先にし、利益は後から」という富山売薬業の理念「先用後利」は、「信用・信頼を売り、安心を買う」保険営業における新規開拓の基本。 ・保険営業では「先用後利」を新規開拓の基本として、事前準備や喜ばれるサービス・情報提供など工夫を凝らした小さな越えやすい階段にして、一つ一つ信用・信頼を積み上げる営業方法を考案し実施していくことが新規開拓の成功法則。 ということをお伝えしました。 今回は、富山売薬業の生命線であり営業戦略の柱と言える「懸場帳」が教える、保険営業の基本であり営業戦略に欠かせない「顧客情報管理」の重要性についてお伝えします。 ◆富山売薬業の生命線であり営業戦略の柱「懸場帳」とは 富山売薬業者さんが出廻る地域が「掛場」と呼ばれ、 薬を預けた 得意先の住所・氏名 預けている薬の種類・数量 これまでの服用数・集金高 得意先の家族構成・健康状態 など、得意先情報をデータベース化したものが 「懸場帳」です。 つまり、「懸場帳」は顧客情報と購買履歴が記された、置き薬の営業販売に携わる者にとって最も大切な経営資産なのです。 この懸場帳からは、 得意先の家族構成と健康状態 かかりやすい病気の傾向 よく使われる薬 得意先ごとの売上高 得意先ごとの在庫内容 など、得意先に関する様々な顧客情報を把握することができます。 そのため、得意先に対して、 健康管理のアドバイス 無駄の無い有効な置き薬の提案 などに活用でき、得意先との信頼関係の向上に役立てることができます。 さらに、懸場帳を作成することで、 得意先顧客情報(支払・健康状態)の正確な把握 在庫状態の正確な把握 次回の商品別需要予測 今回の正確な利益計算と次回の収益予測 など、無駄の無い合理的な営業活動の実践に不可欠な営業戦略の策定に活用することができます。 懸場帳は商売を円滑に進める上で、なくてはならない存在であり、単なる顧客リストではなく、売り手と買い手の相互信頼を維持向上させ、300年も脈々と受け継がれてきた富山売薬業というビジネスモデルを支え続けた営業戦略の柱となる貴重な経営資産なのです。 ◆昔も今も変わらぬ営業戦略の柱「顧客情報管理」の重要性 保険営業の前職で、私自身が新人の営業社員として東北地方に赴任している時に、保険営業では在り得ない、初めて会った富山の売薬人さんから勧誘され、新規顧客になるという経験をして以来、この仕組みに感心し、富山売薬業の営業方法を学んだことは前回お伝えしました。 そこで、掛場帳の存在を知り、「顧客情報管理」の重要性に気付いたことで、営業社員でありながら保険代理店業務の機械化促進と指導のため、1990年正月に当時高額であったN社のデスクトップPCを購入しました。 その後、独学でPCスキルを学びつつ、F社、I社のノートPCを購入し、保険代理店業務機械化のデモを自ら実演しつつ、業務の効率化による営業時間の拡大だけでなく、代理店業務機械化の機能の一つであり、保険営業の基本である「顧客情報管理」の重要性を訴え続けました。 数年経ち、山形の酒田支社長に就任した時には、多くの保険プロ代理店さんが共感してくれました。 共感してくれた保険プロ代理店さんは、当時40万円もするI社のノートPCを購入され、代理店業務機械化と「顧客情報管理」の研修を熱心に受講され、営業活動に活用されました。 すると、2年目には支社が優績表彰を受け、私自身も浜松支店長に抜擢されるという結果を出すことができたのです。 業務の効率化による営業時間の拡大もさることながら、「掛場帳」から学んだ「顧客情報管理」を営業戦略の柱として機械化とともに取り組んだ成果であることは間違いまりません。 保険会社から与えられた契約データを契約管理として活用するのではなく、保険プロ代理店さんが自ら手を加え顧客情報を経営資産として育て、「顧客情報管理」を営業戦略の基本として活用することで、クロスセルや合理的な保険の見直し、有益な保険提案・最新情報提供、未取引契約の把握など、無駄の無い合理的な営業活動の実践に有効であることを実感しました。 こうして、300年も脈々と受け継がれてきた富山売薬業というビジネスモデルを支え続けた掛場帳の存在の大きさに改めて気付かされると同時に、現在の保険営業の基本として営業戦略の柱となる「顧客情報管理」の重要性を再認識させられました。 ◆セキュリティーと操作性に優れ、多機能高品質な「顧客情報管理システム」活用が成長の秘訣 私が33年間勤めた損害保険会社を平成22年3月定年扱いで早期退職した理由は以前お話しました。 退職後、私は、実践CG・webクリエーター科に通い、Web戦略のスキルを磨き、平成23年4月、保険会社と有力な保険プロ代理店さんを主なクライアントとする株式会社アイブリッジの顧問に就任しました。 なぜ、株式会社アイブリッジの顧問に就任にしたのか? それには社長に示した入社動機とは別にもう一つ大きな理由がありました。 保険営業の前職で、前向きで、お客様本位な経営を目指す保険代理店さんに「顧客情報管理」の重要性を情宣し活用法をご指導していましたが、保険プロ代理店さんから、オリジナルな「顧客情報管理システム」を構築したいので優れたシステムを紹介してという依頼を度々受けました。 いろいろ調べた結果、株式会社アイブリッジが開発した「保険アナリスト」がセキュリティー・操作性に優れ、多機能高品質で費用対効果が高い「顧客情報管理システム」であると認め、保険プロ代理店さんにご案内したところ導入していただきました。 購入費用が安いのにセキュリティーがしっかりしていて、データ取込も楽で、使い勝手がよく多機能で、営業活動が合理的で無駄がなくなったと喜ばれました。 そのような経緯もあり、今後の保険プロ代理店さんの成長に欠かせない、優れた「顧客情報管理システム」である「保険アナリスト」を、よりお客様から信頼され販売促進に役立つものに価値を高め、広く活用して頂けたらという思いがあって、株式会社アイブリッジの顧問に就任しました。 それでは、私が必要と考える、お客様からより一層信頼が得られ、販売促進に役立つ「顧客情報管理システム」の前提と求められる機能についてお示しさせていただきます。 前提 □ 保険会社から提供されるシステムではなく、顧客情報を財産に育てられるオリジナルなシステム □ 一社単独ではなく、生命保険・損害保険ともども複数社を総合管理できるシステム □ データセキュリティーとデータバックアップが高レベルで信頼性が高いシステム □ データ取込がNTTデータ保険会社共同ゲートウェイ、Web型代理店システムで可能なシステム 求められる機能 □ 契約情報個別・一覧 □ 顧客情報(基本、詳細、対応履歴、提案書・一覧表等顧客別ファイル管理) □ 各種ファイルや帳票の出力 □ ターゲット検索(満期案内、各種ご案内、提案書作成) □ CTI(お客様からの電話と同時にそのお客様の顧客情報・契約情報をパソコンに表示) □ 他の端末へのメッセージ送信・メール送信 □ 保険加入レポート、ライフプラン作成 □ メールマガジン、ニュースレター送付 如何でしょうか? すでに、これくらいのことは実践しているよとおっしゃる方もおられると思いますが、 まだ未対応であったり、一部しか対応していない方も多いのではないでしょうか? 私がお示しした「顧客情報管理システム」を導入することで、 計画的で効果的な満期対応 クロスセル 合理的な保険の見直し 納得される保険提案 未取引契約の把握 ニュースレター、最新情報提供(メールマガジン、ニュースレター送付) お役立ち情報提供(メールマガジン、ニュースレター送付) 誕生日カード、結婚記念日お祝いカード、入学お祝いカードなど送付 契約一覧表や保険加入レポートなどサービス提供 などなど、販売促進策や信頼を高める対策が手間をかけずに実施でき、売りっぱなしではなく、しっかりフォローしてくれる代理店という評価を得ることができます。 また、契約に追われる毎日から、契約を管理し合理的な活動となるだけでなく、顧客情報と購買履歴の可視化が鮮明となり、お客様の顧客満足を高める合理的な販売促進が可能になります。 300年も脈々と受け継がれてきた富山売薬業というビジネスモデルを支え続けた掛場帳の存在価値を知ることで、皆さんが、今後の保険営業の基本であり営業戦略の柱となる「顧客情報管理」の重要性を再認識いただけたら幸いです。 経営の命とも言える顧客情報を育て活用する「顧客情報管理システム」は、私がお薦めする「保険アナリスト」以外にも費用対効果が高く、且つ、優れたシステムはあるでしょう。 ご自身の「顧客情報管理システム」がお客様との信頼向上に相応しいものであるかどうか再検討されてみてはいかがでしょうか。 本日は、ここまでとします。 関連記事:「先用後利」は保険営業における新規開拓の基本... »

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「先用後利」は保険営業における新規開拓の基本 ~300年の伝統、富山の売薬に学ぶ・その1~

月曜日, 7 月 11th, 2011

[caption id="attachment_94" align="alignright" width="120" caption="57歳の新人・鈴木啓司"][/caption] 2011.7.11 こんにちは。 i-support代表、株式会社アイブリッジ顧問の鈴木啓司です。 前回は、保険営業に限らず、営業戦略の柱である「お客様本位」は消費者の権利を尊重する消費者基本法を理解することが前提であり、消費者の権利を踏まえた「お客様本位」でなければならないということをお伝えしました。 今回は、保険営業における新規開拓の基本は「先用後利」をお伝えします。 保険営業だけでなく、営業にとって新規開拓は最重要課題であると同時に、最も苦労を伴う営業活動であることに間違いはありません。 私自身、新規開拓に保険営業33年間の保険営業活動を通して最も心血を注ぎ取り組みました。 一般に、新規開拓を苦手とする保険営業の方が多いように感じますが、私は新規開拓の基本にあることを置くことで苦手ではなく、むしろ得意とすることができました。 それ故、数多くの新規開拓に対する保険営業方法を考案実施し数々の成功を収めてきました。 では何故、私が新規開拓を得意とし、多くの成功を収めることができたのか? それは、私が新規開拓の保険営業方法を考案する際、新規開拓の基本として「先用後利」を基本理念に置き考案し実行したからです。 私が保険営業において新規開拓の基本に置いた「先用後利」は、1688年の元禄時代から現在まで300年以上脈々と受け継がれている、「用いることを先にし、利益は後から」という富山売薬業の基本理念です。 そもそも「先用後利」は、富山藩二代目藩主前田正甫公が医薬品産業創設の理念として掲げたもので、まずはお客様に喜ばれる効き目のある良薬を作り、それを薬箱に入れてお客様に預け、次回の訪問の時に使った分だけ代金を請求するという優れた新規開拓の仕組みです。 売り手が良薬と言っても、初めて会う人を誰が信用するでしょうか? ですから、良薬を作り、まずは効き目のある薬だと納得してもらってお客様から信用・信頼を得ることが先決であり、一度使って効き目があったら、信用・信頼を得て代金を支払ってもらえるし、その後も使うだけでなく、売薬人に体調不安を相談してもらえるかもしれません。 つまり、先に使用してもらい、あとで代金を頂く「先用後利」は、初めて会うお客様に信用・信頼してもらい取引を成立させる「新規開拓」にはうってつけの仕組みであり、保険営業において「新規開拓」の基本とすべき営業方法と言えます。 子供のころ、我が家に富山の売薬人さんが定期的に訪問してきましたし、薬箱もありましたので、この置き薬商法は知っていましたが、新人の営業社員として東北地方に赴任している時に、私自身が初めて会った富山の売薬人さんから勧誘され、使った分だけ後から払うのであればと新規顧客になるという経験をしました。 保険営業では初めて会った人がその場で契約してくれることは在り得ないことです。 この経験を通して、保険営業として新規開拓を最大課題として取り組んでいる私は、富山売薬業のこの仕組みに感心しつつ興味を持ちました。 そうしたことから富山売薬業の営業方法を学び、富山売薬業の理念である「先用後利」という言葉を知り、私自身が初めて会った売薬人というセールスと契約した事実を踏まえ、これこそ、保険営業として「新規開拓」の基本に置くべき営業方法だと気付いたのです。 以来、私は、事前準備や調査や学習をしっかり行い、まず、初対面となる新規取引先の皆様に喜んでもらえるサービスや資料・情報提供を重ね、信頼を得ることに専念しました。 そうすることで、効率よく新規開拓に成功したと確信しています。 保険営業において新規開拓は効率が悪く労も多いものですが、営業の華であり、最大課題であるからこそ、前向きに楽しく挑戦すべきものと考えます。 前向きに楽しく「新規開拓」に挑戦するのに「先用後利」はうってつけです。 売り手の独りよがりの根性で売ったり、売ると同時に利益を得ようとするのでは、新規開拓というステップが「大きな乗り越えることが困難な壁」となり、誰でも乗り越えることが困難になります。 ですから、先に喜んでもらい信用・信頼を得て「利」は後からの「先用後利」を基本に置き、新規開拓という大きな壁に対し、事前準備とサービス・情報提供など工夫を凝らした小さな乗り越えやすい階段を作り、一つ一つ信用・信頼を積み重ねるスッテプを踏む営業方法を考案し実施していくことが、結果として新規開拓を成功させる早道になるのです。 さらに、初めて会った未取引のお客様が「先用後利」で取引客になってもらえたら、その後も、「先用後利」で取引を続けると、より信頼が積み重ねられてリピート率が向上します。 そればかりか、新規取引先の紹介まで発生することが期待できます。 最近の「先用後利」の事例で興味深いのは、初めての方には売らない化粧品会社の営業方法です。(以下は私の解釈による営業方法であることをご承知ください) 効き目のある人には効く化粧品を作る 大々的に宣伝し興味を持ってもらう 興味のある人には無料で試供品を送り試してもらう 使ってみて効果を実感し納得した人だけに商品を買ってもらう 効果があり納得した人だけが買うのでクレームがない 利用者が友人に口コミで無料の試供品の申し込みを薦める 皆さんもこの事例はご存じと思いますが、これこそ「先用後利」を活用した優れた新規開拓の営業方法と思います。 保険営業でこの方法は用いることはできませんが発想は参考になります。 保険営業における「先用後利」を活用した事例は別の機会にお伝えしますのでそれまでお待ちください。 さて、長々とお伝えしてきましたが、「先用後利」は「信用・信頼を売り、安心を買う」保険営業における新規開拓の基本だということがご理解いただけたでしょうか。 元禄時代より今日まで活き続ける「先用後利」を改めて見直し、ご活用いただけたら幸いです。 本日は、ここまでとします。 関連記事:懸場帳が教える保険営業の基本「顧客情報管理」の重要性... »

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営業戦略の柱「お客様本位」とは消費者の権利を尊重し実践すること

水曜日, 7 月 6th, 2011

[caption id="attachment_94" align="alignright" width="120" caption="57歳の新人・鈴木啓司"][/caption] 2011.7.6 こんにちは。 i-support代表、株式会社アイブリッジ顧問の鈴木啓司です。 今回は、わかっているようでわかっていない営業戦略の柱「お客様本位」についてお伝えします。 ◆わかっているようでわかっていない「お客様本位」 多くの企業が営業戦略の柱として経営理念に掲げている「お客様本位」をわかっているようでわかっていなかったのは私自身でした。 私の恥を晒しつつ、やっと掴んだ気付きをお伝えしていこうと思います。 お客様本位という言葉は、今日の日本では聴きなれた、優良企業の多くが掲げるスタンダードな標語といっても良いでしょう。 お客様本位はバブル崩壊後の1990年代から、CS(カスタマー・サティスファクション)の顧客満足とセットで盛んに取り上げられるようになりました。 前職の会社は日本中でトップクラスの「お客様本位」を実践する会社でした。 まず、社長挨拶では、 ~ここから~ 当社は、「お客さま本位の安心と補償をお届けし、最も身近で信頼される〇〇〇〇会社を目指す」ことを経営理念として掲げ、その実現を図っていくため、諸施策を実行してまいりました。 〇〇〇〇年度にスタートしました5ヵ年の中期経営計画におきましては、「強固な内部統制を土台とした○○○○サービス業への再創造」「お客さま本位における業界トップランナーの位置を占める企業となること」を目指す姿として明確化し、商品・サービス、組織、業務のあり方等すべてをお客さまの視点で見直し、お客さま本位のビジネスモデルをさらに発展させるためにさまざまな課題に取り組んでまいりました。 ・・・中略・・・ これからも、当社は、経営理念の実現に向け、コンプライアンスと適正な業務運営の徹底を図り、最も誠実で真面目な、また内部統制が最も貫かれた「お客さま本位の〇〇〇〇会社」として、あらゆる業務について、お客さまの声に基づいた改善に継続して取り組んでまいります。 お客さま本位のトップランナー企業の実現を目指し、全社一丸となって努力していく所存でございます。 ~ここまで~ 社長がお客様本意のトップランナーになるとコミットメントしています。 そして、経営の魂といえる「経営理念」では、 ~ここから~ 「〇〇〇〇は、お客さま本位の安心と補償をお届けし、最も身近で信頼される〇〇〇〇会社を目指します。」 安心を実感していただける的確で誠実な対応を常に心がけ、お客さまにとってわかりやすい商品とご満足いただけるサービスを提供します。 代理店の自主性・独立性を尊重するとともに、お客さま本位の価値観を共有し、相互の発展をはかります。 従業員一人ひとりがお客さま本位を実践し、いきいきと働くことができる企業風土を築きます。 ~ここまで(抜粋)~ それこそ、「お客様本位」のオンパレードです。 さらに、ここでは詳細は省きますが、お客さま本位で最も身近で信頼されるために、営業方法として「お客さま信頼スタンダード」という基準まで作成し、それをもとに、代理店手数料体系を「規模」から「機能」、「量」から「質」へお客様視点の手数料体系に変更するという徹底ぶりです。 このような会社で、営業所長、支社長、営業部長という立場で営業戦略の基本である「お客様本位」と正面から向き合い理解を深め、社員・代理店さんまで正しく浸透するよう努めてきました。 我社は業界の「お客様本位」のトップランナーだぞ!と、意気天を衝く勢いでした。 掛け声も仕組みも縦横揃い、業績もうなぎ登り!のはずが。 これほど、全社をあげて営業戦略の柱である「お客様本位」を徹底したのに、残念ながら会社としての業績は横ばいがやっとの状況でした。 業界と業界における個社として「お客様本位」を考えた場合、非の打ちどころがないと思えるのに、お客さまの支持が思うように得られなかったのは何故だろう? 営業部長になっていた私は改めて「お客様本位」とはを見つめ直しました。 会社が打ち出し、年々改善してきた「お客様本位」は、私から見てもお客様視点にたったもので、営業最前線の現場での理解と徹底不足が原因としか考えられず、社員研修や代理店研修を強化しました。 そのような研修指導の中で、会社が定めた行動規範を眺めていて、「お客様本位」について衝撃的な発見をしたのです。 その行動規範の中の「行動指針」に、大切なキーワードを発見しました。 ~ここから~ この行動指針は、当社の役職員として遵守すべき行動を具体的に定めるものです。 1. 人間尊重の原則 ・人権の尊重・保護 人権を尊重し、国籍、人種、性別、年齢、思想、宗教、障害の有無等による差別は決して行いません。 ・お客さま本位の実践 常にお客さまに安心していただける的確で誠実な対応を行い、お客さまにとって分かりやすい商品とご満足いただけるサービスを提供します。 また、お客さまに対しては、各種法令等で定められた消費者の権利を尊重し、ご意見・苦情などには迅速かつ丁寧な対応を行います。 以下略~ここまで~ そのキーワードとは「消費者の権利」です。 自社が唱える「お客様本位」は業界目線でお客さま目線を捉えたものだったのでは? もう一つ手前により大義となるものがあり、それが「消費者の権利」であり、自社が唱える「お客様本位」はそれと比べるとより小義であると気付きました。 営業部長ともあろうものが恥ずかしい限りです。 営業の端くれとして、1962年にジョン・F・ケネディによって提唱された、 消費者の4つの権利は知っていましたが、知るに留め、活かしていなかったのです。 ◆消費者の権利とは(消費者庁:「2010ハンドブック」より抜粋) 消費者4つの権利とは、1962年に、ジョン・F・ケネディによって提唱された、 ・安全である権利 ・知らされる権利 ・選択できる権利 ・意見を反映させる権利 のことであり、 さらに、1975年ジェラルド・R・フォード によって、 ・消費者教育を受ける権利 が追加され、消費者5つの権利とよばれました。 そして、1980年に国際消費者機構(CI)が、 ・生活の基本的ニーズが保障される権利 ・救済を求める権利 ・健康な環境を求める権利 を追加し、消費者8つの権利とよばれました。 これを受けて、我が国においても、1968年に制定された消費者保護基本法が見直され、2004年6月2日、消費者基本法として公布・施行されました。 この消費者基本法の内容は、 まず、「基本理念の新設」として、 第2条1項にて、 ・安全の確保 ・選択の機会の確保 ・必要な情報の確保 ・教育の機会の確保 ・消費者の意見の確保 ・消費者被害の救済 が消費者の権利として位置づけられています。 そして、「事業者の責務等の拡充」として、 ① 事業者については、従来の規定に加えて、 ・消費者の安全及び消費者との取引における公正の確保 ・消費者に対し必要な情報を明確かつ平易に提供すること ・消費者との取引に際して、消費者の知識、経験及び財産の状況等に配慮すること(適合性原則)等を責務とするとともに、環境の保全への配慮、自主行動基準の策定等による消費者の信頼の確保に努めること が規定されました。 ② 消費者については、自ら進んで、消費生活に関し必要な知識を修得し、必要な情報を収集する等自主的かつ合理的に行動するよう努める旨が規定されました。これに加え、消費生活における環境の保全への配慮、知的財産権等の適正な保護に配慮するよう努めなければならない旨が規定されました。 ③... »

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